設立趣意書

令和3年11月10日

物質的にはとても豊かで、何の不自由もないかに見える現代。
しかし日本の現状を見ると「悩み」「悲しみ」「怒り」「無力さ」など、心に“もやもや”を抱えた方が多くいるように感じています。
また、自分や人を認められず、落ち込んだり非難したり、否定的な考え方の人も多く、自分や人を傷つける循環が生まれているところも多々あると感じています。

家族や友人、職場など対人関係のなかで、受け入れてもらえない、認めてもらえない、否定される、批判される、誤解を受ける、取り合ってもらえない等、思うように進まない経験から、人は自信をなくしたり、自分や人を許せなくなったり、感情を素直に表現できなくなったり、自分の本当にしたいことがわからなくなったり、ひどくなると生きている喜びや意味を感じられなくなってしまうこともあります。相手が何気なくした言動であっても。

嫌な想いをした経験は、その都度人に打ち明けたり、自分と向き合うことである程度手放すことができ、後への影響もより少なくなりますが、きっかけが些細なことであっても、無理に抑えたり、我慢したり、ネガティブなまま自分のなかにしまい込んでしまうと、それらが積み重なってどんどん生き辛く感じることに繋がってしまいます。だからネガティブな感情はなるべく早く手放し、なるべく少なくすることが心の平穏のために重要なことなのです。

ストレス解消の方法は様々ありますが、家族や友達、気を許せる人に話す、話を聞いてもらうことで得られる効果はとっても大きいと感じています。
でも逆に友達だから、家族にだから言えないこともあり、ひとりで抱え込む方も多い現状かと思います。

幼少期より両親経営の飲食店で見てきた人間模様や、学生時代からこれまで属した職場や団体などで経験して得た様々な気づき、交通事故での右腎摘出、胃がんでの胃全摘出など自身の生死にかかわる体験、身近な人を失った経験などを通して、私自身も様々な感情を抱いてきました。艱難辛苦もありましたが、反対に助けられたり救われた経験、支えられてきた事実、得たものも数えきれない程ありました。今度は私が1人で日々悩む方々を、今助けを必要としている方々を救う一助になりたいのです。

若い頃は自分勝手で横柄で、否定的で人の意見や言うことを聞くことが嫌いで、なのに自分に自信がなくて、文句ばっかり言っている視野の狭い小さい人間でした。それが頭を打つ度に、壁を乗り越える度に、いつしか誰に言われなくても自然と感謝の念が湧いてくる自分になっていました。嘘のように聞こえるかもしれませんが、たとえ悪口陰口を言われていても。そして今、こんな自分にできること、自分にしかできないことがやはりあるのだと確信しています。まだどんな形になるかは定かではないけれど。

この世は美しいものが溢れていて、人は皆素敵なんです。それぞれがそれぞれの痛い想い、辛い想いをして、それに傷ついたりとらわれたままでいて見失っていたりするけれど、本当は皆純粋で、皆温かくて、皆無限の可能性を持っていて、皆素晴らしいんです。

そのことを一人でも多くの人に気付いてもらいたい。私はどんな人も許し、その人の本当を信じたい。あなたには自分を許し、自分を信じ、自分を愛してほしい。どんな人も幸せであってほしい。それが私の願いです。

あらゆる既存の価値観を超えて私は心で人と向き合います。

肯定的なカウンセリング、コミュニケーションの技術の活用により心の問題をサポートし、メンタルヘルス、人間力の向上を通して個々の能力開発を促進し、何が正しいとか、何が間違っているとか、勝ち組だとか負け組だとか、こうあるべき、こうするべきと、社会の常識や他人の評価などに翻弄されない心を育む活動を通し、地域、社会、国家の安寧への貢献、ひいては世界の平和と発展に寄与していきたいと考えております。

【みんなの夢を叶えることが私の夢】
みんな大好き流麗まちゅみ*

流麗株式会社
代表取締役 高須加 真澄